教育豆知識

《代表コラム87》スポーツの歴史~縄跳び編~

今回は《縄とび》の歴史を学んでいきましょう!
縄とびというと、皆様も幼少期に親しんだことがあるのではないでしょうか。
ルートプラスの教室でもウォーミングアップの一環として取り入れたり
スポーツの技能を評価するための一つとしても縄とびを採用しています。

縄とびは、子どもから大人まで楽しめる運動であり、その効果や健康への影響は非常に大きいものです。
そして、縄とびは全身の筋肉を使う運動です。特に、下半身の筋力を鍛えることに効果があります。
縄とびを続けることで、足の筋肉が強化され、バランス感覚も向上します。

そんな健康効果も高い縄とびですが
起源と歴史は、数千年以上前に遡ります。

最初に縄とびが行われたのは、《古代エジプト》でのようです。
エジプトの壁画や石棺の彫刻に描かれた人々が、縄とびをしている様子が見つかっています。
その後、縄とびは古代ギリシャや古代ローマにも広まりました。
ギリシャ人は、”縄とびを複数人で競い合う競技として取り入れ、オリンピックの一部としても行われました。”

中世に入ると、縄とびは《修道士や船乗りの鍛錬の一環》として行われるようになりました。
特に船乗りたちは、船上で縄とびをすることでバランス感覚や足腰の強化を図りました。

そして、近代に入ると縄とびは子供たちの遊びとしても人気となりました。
特に20世紀に入り、縄とびは一般的な運動として定着しました。
縄跳びと一言で言っても、シンプルに跳ぶものから
2本の縄を使った《ダブルダッチ》など様々なルールで楽しまれています。

縄とびの歴史はとても古かったのには驚きましたね。
そして、スポーツとして楽しむだけではなく《健康の維持増進》のためにも活用されてきました。
皆様も久々に縄とびを跳んでみませんか?
やってみると意外と短時間で息が上がり、全身を使う運動だということに気づけるでしょう。
子どもたちにとっても良いことばかりです!
運動習慣の一つとして取り入れて、楽しく体を動かしましょう!

代表 伊藤一哉