スポーツが大切なことや、運動遊びが体にいい影響があることはたくさんお伝えしてきました。
では、未就学児(園児)においてスポーツはどのぐらい必要なのでしょうか。
一緒に考えていきましょう。
先に結論をお伝えしますと、5歳までは《好きな運動》を見つけることが大切です。
なぜなら運動能力は、”5歳から12歳頃までに著しく成長する”といわれ、この期間は《ゴールデンエイジ》とも呼ばれます。
以前もお伝えしたように、この時期にできるだけ”多様な動きを身につける”ことが大切です。
とはいえ、5歳までの幼少期は、トップアスリートになる一部の子を除いて、どの子も運動能力そのものにあまり差はありません。
そのため、無理に歩かせるなどして運動量を増やすよりも、《好きな運動》を見つけることが大切です。
サッカーや野球などの種目ではなくても、「ボール遊びが好き」「走るのが好き」という大枠でも構いません。
むしろ固定の種目の枠をつくるよりも、様々なことに興味・関心を持つことが大切です。
この時期に《体を動かすことは楽しい》という感覚をたくさん身につけておくことで、将来にわたる《運動が好き》という気持ちの土台を育てることができます。
そのためにも、公園で体を動かすなど運動をする機会を増やして、子どもが夢中になれることを探してみてください!
代表 伊藤一哉