教育豆知識

《代表コラム186》自由にさせる中にも規律をつくる

”子どもたちは伸び伸びと育てるべき”です。
これは多くの人が賛同する意見かもしれません。

《自由にスポーツを楽しむ!》この言葉の意味を
捉え違えてしまうと危険です。

例えば自由にプレーさせた結果
プレー中に子ども同士で口論が巻き起こり、罵声が飛び交い
挙句の果てには喧嘩沙汰になったというエピソードも聞いたことがあります。
何もかもを発散してしまうことはスポーツを楽しむことにはなりません。

なぜなら、そこに《学びがない》からです。
●ルールがある中でどうするかを考えるから楽しさが生まれます。
●相手のことを考えて言葉を選ぶから優しさを身につけます。
このように《絶対に守るべき規律は保ったうえで個々の発想は自由を尊重する。》
子どもたちが何かを学ぶうえで大切なポイントだなと感じています。

どんなことにも根底に何があるかを忘れてはいけません。
スポーツにおいても必ず人と関わる場面があります。
そんな人との関わりの中で何が大切なのかを考え
子どもたち自身が《アクション出来る環境》を創っていきましょう。

代表 伊藤一哉