教育豆知識

《代表コラム190》過去と今のことはすべて参考材料

保護者の方から子どもたちの話を聞いていると
●この子は運動が苦手だから
●この子は元々好きじゃないから
だから、”運動には向いてないと思うんです。”
そんな言葉がしばしば聞こえてきます。

人見知りなどの性格面も同じです。
人見知りだから会話が苦手
これから先も苦労するだろう。

こういった話の中には
《確かに事実なところとそうでないところ》があります。
例えば「運動が苦手」ということは事実かもしれません。
しかし「向いてない」ということは事実ではありません。
「人見知りな性格」というのは事実であっても
「これから先も苦労する」というのは事実ではありません。

伝えたいことは《大人が勝手に未来を決めない》ということです。
子どもたちの歩む道は子どもたち自身が決めます。
【確かに運動は苦手かもしれない。でも、好きだから続けたい!】
そんな考え方の子どもに育つかもしれません。

そんな可能性を見るのではなく
過去と現在だけを見てその子の未来を限定してはいけません。
あくまでも【過去と今起こっていることは参考材料】です。
これからもっと成長するために参考にしていきましょう!

そんな前向きな関わりをしてくれたら
子どもたちは嬉しくてたまらないことでしょう。
《子どもたちの未来は私たちのかかわりで決まります。》
精一杯サポートしていきましょう。

代表 伊藤一哉