子どもが運動を好きになるきっかけとして
《親の声かけ》が非常に重要な役割を果たします。
例えばボールをキャッチできた時には必ず「捕れたね」と褒めてあげる。
すると、《「ボールを捕れたら褒めてもらえるんだ」》と認識して、もっとボール遊びがしたくなります。
その結果、ボールを捕るのが上手くなっていきます。
とてもシンプルですが、とても重要なことです。
子どもたちからすると大好きなお父さん、お母さんとの時間です。
そんな楽しみにしている時間で《どんな体験をしたか》は非常に重要です。
上に出した例のようにうまく褒めてあげられればいいのですが
「その投げ方は違うよ」だったり
「もっと強く投げなきゃ」と指摘したらどうでしょう。
子どもたちが楽しみにしていた時間は注意をされる時間になってしまい
一気にモチベーションは下がってしまいます。
目先のとりあえずの「できた!」という体験ではなく
子どもたちが求めている体験や
未来のことを考えて接してあげましょう。
とはいえ、そんなことがすぐにできたら苦労はしません。
子どもと遊ぶ時には「今からこれを一緒に楽しむ時間だね」
とお互いに楽しむ時間と設定して遊ぶようにするなど
私たち大人がのめり込みすぎないためにも
あらかじめ準備してみることをお勧めします。
子どものやる気を引き出すのが大人の仕事です。
代表 伊藤一哉