教育豆知識

《代表コラム31》異学年交流から育まれるたくさんの力

運動遊びの機会が減ってきて失われるものは
《運動機会や運動能力の獲得だけ》ではありません。
様々な学年と子ども同士で交流する
《異学年交流の機会も失われる》ことに繋がります。

運動遊び・スポーツにおいて異学年交流の機会があることは
とても大きな”成長„のチャンスです。
●体格の差により手加減・力加減を学ぶ
●年上・年下どちらの立場からでも言葉遣いを学ぶ
●上の学年はしたの学年の子をリードする
●一生懸命やっても敵わない限界を感じること
など、ありとあらゆるメリットが隠されています。
不思議なもので、いきなり上の学年のこと遊ぼうとしたり
声をかけようとするにはかなり勇気がいりますが
遊びやスポーツの場面だと共通の目的があることで
コミュニケーションをとることに繋がったりもします。

だからこそ、運動遊びやスポーツの機会はできるだけ提供し
互いに自然とコミュニケーションが生まれる空間を創ってあげることが大切です。
そんなたくさんの可能性があることを認識して
子どもたちにはたくさんの経験を積ませてあげましょう。

代表 伊藤一哉