教育豆知識

《代表コラム34》練習しづらい環境が可能性を潰してしまう

近年では犯罪の増加などにより、《17時以降は学校のグラウンド利用不可》の都道府県が多くあります。
社会背景上の措置としては一つの手段なのかもしれませんが
●子どもたちの運動が上達すること
●好きなことに熱中して打ち込む時間
という意味ではなかなか集中して練習できないことも増えたのではないでしょうか。

運動は体の特徴や個人差により、それぞれが習得できるまでの時間のかかり方には差があります。
だからこそ「できるまでやる!」ということをしない限り、苦手は苦手のまま。
「できないができないのまま」になってしまうことが多くあります。

是非、子どもたちが《夢中になって取り組んでいる》ときは
許せる範囲で構いませんので、《そっと見守ってあげてください。》
”楽しい!もっと頑張りたい!„と思う気持ちは尊重してあげつつ
子どもの体ですから、オーバーワークにならないように
休憩を挟んだり、同じ部位ばかり酷使しないように、大人がサポートしてあげましょう。

そうやって子どもたちの《夢や好きなことを中心に組み立ててあげる》ことで
子どもたちはすくすくと育っていくと思います。
どうしても目まぐるしい世の中ですので、大人の都合が中心になりがちです。
できるだけ余裕をもって子どもたちの声に寄り添う努力を一緒にしていきましょう。

代表 伊藤一哉