教育豆知識

《代表コラム49》遊びから生まれるものとは

遊びが遊びの枠にとどまらず
様々なスポーツにつながる要素があることは
以前のコラムでもお伝えしました。
では、遊びからどんな効果が生まれるのか考えてみましょう。

①発想が増える
遊びというものはとても楽しいものであり
決められたルールで楽しむものから
ルール自体を自分たちで決めるものまで様々です。
そんな中で「こうしたらもっとおもしろいんじゃないか」といった発想や
上手に楽しむために動き方を工夫するなど
クリエイティブな発想が増えていきます。

②仲間が増える
遊びの醍醐味の一つは何よりも友達と楽しむことです!
”競い合う、協力する、知恵を出し合う”など
様々なアクションをする中で
意気投合し、気づけば心を許す仲間になっています。
スポーツを楽しんだ相手とすぐに仲良くなるのはまさにいい事例です!

③没頭して取り組む
遊んでいる子どもたちをよく見てみてください。
まさにその瞬間に熱中しています!
人生のすべてをそこに詰め込んでいるかのような
没頭して楽しんでいる姿です。
このように何かに没頭することというのは
スポーツでいうところの《ゾーンに入る感覚》に近く
スポーツの場面だけではなく
何かに集中して”最大のパフォーマンスを発揮したい”際にも
素晴らしい効果を発揮します。

今回紹介した事例はほんの一部ですが
遊びから生まれるものは本当にたくさんあります。
子どもたちが夢中になって遊べる空間
それは楽をする空間ではなく
何かに夢中になって、没頭する時間を過ごすことにより
《未来に向けて必要な力を育む時間》なのではないでしょうか。

代表 伊藤一哉