教育豆知識

《代表コラム92》子どもたちの苦手克服のために

前回までは”スポーツの歴史”から活かせることを学びました。
ここからは、子どもが苦手としやすい種目をあつかっていきます。
それは、幼稚園や小学校において、誰もが通る種目
《逆上がり》《かけっこ》《なわとび》《とび箱》のいわば攻略法についてお伝えします。
皆さんが子どもたちに教えられるようにポイントも踏まえて解説していきます。
また、もしかしたらあなた自身も苦手な種目があるかもしれません。
お子さんに教える前に自分でも攻略法を試してみて、事前に教えるポイントを確認してみましょう。

さて、本題の攻略法に入る前に一つ皆様に考えてほしいことがあります。
《なぜ子どもたちは運動が苦手になったり、嫌いになったりするのでしょうか。》
子どもたちは一人一人違いますから、各それぞれで本当に様々な要因があると思います。
●やってみたけどうまくいかなかった
●できそうにないから怖い
●友達や周囲の人から嫌なことを言われた
●初めは楽しかったけど、レベルが上がるにつれて嫌になってきた
今例を挙げたもの以外にも様々なものがありますし
大人の私たちからすると「そんなことで?」と驚いてしまう理由の時もあります。

しかし、そんな時に寄り添ってサポートしてあげられるのは身近な大人しかいません。
そして、お気づきでしょうか。
上記にあげた例は《関わる人と環境》を工夫してあげれば解決しそうなものが多いです。
一度「苦手だ!」と思いこんでしまうとなかなか抜け出せなかったりもします。
そうなる前に子どもたちの様子に気づき、適切に対処してあげたいですね。
ここからのコラムを通して一緒に学んでいきましょう!

代表 伊藤一哉