教育豆知識

《代表コラム148》褒めるとおだてるの違い

”子どもを褒めて育てましょう”という言葉は
あらゆる場面で聞くことでしょう
しかし、《褒めるとおだてる》を間違えてしまっては
かえって逆効果になってしまいます。

褒めるとは、《子どもがうまくできたこと、事実を褒めること》です。
おだてるは事実と違うことなのに、《子どもの機嫌をとるためにすること》です。
この2つは大きく違い、褒められた子はもっと頑張るようになりますが
おだてられた子は不信感をいただき、よりモチベーションが低下するか
本当できていないのに調子に乗ってしまい
現実と直面した時に大きなダメージをもらってしまいます。

すべては私たち大人が正しく関わらなかったことが原因です。
子どもたちを育てるうえで、その場しのぎの声掛けは意味がありません。
●できなかったことができた時に褒めてあげる
●一生懸命頑張ってることを褒めてあげる
など事実に基づいて、全力の姿を引き出してあげましょう。

私たちが褒める達人になれば
子どもたちにとってより心強い存在になるでしょう。

代表 伊藤一哉