子どもたちの環境が大切なことはこれまで伝えてきました。
しかし、よく保護者の方からいただくお話で
「運動できる場所がありません」といった声を耳にします。
確かに最近ではルールが厳しくなり、運動環境が減ってきています。
例えば、ボールをたくさん投げたい!となった時を想定してみましょう。
まず《家の近くでボールを投げる場所はありますか?》
・家のなかは窓ガラスが割れてしまいます。
・家の前では近隣のお宅に迷惑がかかります。
・公園ではボール使用禁止。
このような環境ではなかなかうまくなるのは難しいでしょう。
だからこそ、少し工夫を加えて
●ボールを思いきり投げることができる公園を探してみる
●室内で投げられるスポンジボールを使ってみる
●そもそも人とボールを投げ合う楽しさを伝える
このように環境を創ることが子どもの成長にとって大切な要素です。
時代や周辺環境の変化により難しくなることも出てきます。
「~だから~できない」と諦めるのではなく
私たちの工夫によって運動を楽しめる環境を創ってあげましょう。
代表 伊藤一哉