教育豆知識

《代表コラム191》子どもの性格を決めるのは

子どもたちが年齢を重ねていく中で
その性格は様々に変化していきます。
もちろん、幼少期のころとほとんど変わらないという方もいらっしゃいますが
全く同じということは、ほぼほぼないでしょう。

では、性格は何によって決まるのでしょうか
それは《現在置かれている人間関係が最も影響を与える》と言われています。
例えば子どもの素行が目立つと、「親の教育が悪いのでは?」
などと家庭の問題として片づけられたりする場合もあるかもしれません。
しかし、家庭環境という一要因で決まるのではなく
全ての環境が合わさって人の性格は変化していきます。
学校で覚えてきた言葉をおうちで繰り返したりするのはそのいい例です。

つまり、どんな人と共に過ごすかに影響されるということです。
わたしたち、大人に置き換えても同じことが言えますよね。
【職場の人間関係、友達との人間関係、地域との人間関係】
あらゆる環境に適応するために性格というものは変化していくものです。

だからこそ、子どもたちを育てる上で
環境にこだわることはとても重要です。
「この先生はどんな関わりをしてくれるかな?」
「お友達とはちゃんとコミュニケーションをとれているかな?」
そんなところに目を向けてあげて
”子どもたちが成長できる環境を整えてあげる”のは
《わたしたちができる唯一のサポート》かもしれません。

代表 伊藤一哉