教育豆知識

《代表コラム203》子どもを自分の経験に重ねない

子どもたちの様子を見ていて
ついつい「パパもこうだった、ママもこうだった」と伝えてはいないでしょうか。
もちろん、嬉しいことや楽しいことに共感する意味で伝えるのはいいでしょう。
しかし、運動が苦手な子に対して「ママ(パパ)も苦手だから仕方ないよ」と言ってしまいがちだと思います。

子どもに対して自分の経験を重ねて、問題を片付けるのはやめましょう。
私たちの人生と子どもたちがこれから歩む道は違います。
親が苦手だとしても、子どもはその要素を持ってる可能性がある程度にすぎません。
今後の努力次第でいくらでも得意になります。

だからこそ、「今は苦手だろうけど、きっとうまくなるよ」と励ますことや
「前よりここが良くなってるよ」といった声かけを通じて
子どもたちには良い体験ができるようにコーディネートしてあげましょう!

子どもたちが望んでいることは
頑張っていることを承認してもらうこと
できたことを褒めてもらうこと。
自分は自分でいいんだと信じられるようにサポートしてあげることです。

子どもたちが喜ぶことに積極的に取り組んでいきましょう!

代表 伊藤一哉