教育豆知識

《代表コラム234》やる気を高める言葉

子どもたちのやる気を引き出すには
どんな言葉が必要なのでしょうか。

●運動に対して意欲が低い
●すぐにできないと弱音を吐いてしまう
そんな悩みはたくさん聞きます。

そんな子どもたちの現状を変えるために
効果的なことと効果的でないことがあります。

効果的なこととは
子どもたちをちゃんと褒めてあげて
事実を伝えてあげることです。
「以前はできなかったけど、これができるようになったね」
と子どもたちが頑張ったこと、変化したことを褒めてあげましょう。
そして、「次はこんな風にできるんじゃない?」と期待の一言も添えてみてください。

一方効果的でないことは《おだてること》です。
何とか子どもの機嫌を取ろうと
できていないのに、「上手だよ!すごい!」
とおだてることは非常に逆効果です。

「いや、できていなのにな・・」ということは
子どもはすぐに理解しますし
「そんな風に気を遣われるのは嫌だな」と
もっと意欲が低下してしまうかもしれません。

事実じゃないことを伝えて機嫌を取るのではなく
●子どもたちが確かに頑張っていること
●以前よりも変化したこと
●上手にできたこと
に焦点を当てて、愛情いっぱいの言葉をかけてあげてください。

たくさんの言葉をもらうよりも
気持ちのこもった一言が嬉しいものです。

代表 伊藤一哉