教育豆知識

《代表コラム235》心配事のほとんどは起こらない

生活をしているとあらゆる心配事が出てきます。
子どもたちの生活においてもそうでしょう。
●学校で悪いことがあったらどうしよう
●友達ができるかしら
●スポーツをはじめたらケガするんじゃないかな
子どもたちを思う気持ちとして
心配してあげることはとてもいいことだと思います。

しかし、大切なことは
心配した後にどんな行動をしてあげるかです。
心配している気持ちを子どもたちのためになる行動につなげるのです。

ここで少し、自分自身のことを振り返ってみましょう。
私たちが幼少期のころ
”周りの大人にあれこれ言われるのは嫌ではありませんでしたか?”
きっと今の子どもたちも同じです。

そして、【心配事のほとんどは現実化しません。】
創造力豊かな人間の心配事がすべて現実になっていたら
今頃世の中は大変なことになっていますね。

だからこそ、心配する気持ちは《正しいアクション》に繋げましょう。
子どもが心配だから手出し、口出しするのではなく
【もしも〇〇がおこっても大丈夫なように準備をしておこう!】
と自分たちができることに切り替えるのです。

準備をしておくことで余裕が生まれます。
そして、もしもが起こった時に対応できます。
ピンチの時に救われた子どもたちは
《親の愛情を深く感じる》ことでしょう。
そんなかっこいい大人を目指していきたいですね。

代表 伊藤一哉