教育豆知識

《代表コラム245》変えられるのは自分自身

子どもたちと関わっている中で
様々なやり取りが行われると思います。
例えば、スポーツの場面において
子どもたちが悔しい経験をしたとしましょう。
●試合に負けた
●技がうまくできなかった
●友達と協力ができなかった
色々な経験があると思います。

そんな子どもたちがこんな風に話を続けたらどうでしょうか
「試合に負けたのは相手が強くて、仲間が弱かった」
「先生(コーチ)がうまく教えてくれなかった」
「〇〇君が協力してくれない」
これはすべてほかの人や物に責任があり、自分は悪くないという考え方です。

一時的な感情として悔しさからこういう想いがでることはしょうがないです。
しかし、事実【変えられるのは自分の考え方と行動のみ】です。

だからこそ、関わる大人としてしっかりと話を聞いてあげましょう。
もちろん、頭ごなしに「人のせいにしちゃダメじゃないか!」と叱るのはやめましょう。
「試合に負けたのは悔しかったね。何かできたことはあった?」
「次はどんなことに気をつけたらいいと思う?」
このように子どもたち自身のことを考えるようにサポートしてあげてください。

そして”次に何かできた時、頑張った時”には
思いっきり褒めてあげましょう!
いい行動を繰り返していると
考え方も変化していき、やがて習慣が変わります。

【変えられるのは自分自身だけ】
私たちも忘れることなく
日々努力していきましょう!

代表 伊藤一哉