教育豆知識

【代表コラム249】理想を押し付けず、成長を願う


子どもたちに愛情をもって接することは素晴らしいことです。
熱意をもって関わることで、より良い関係性になることは間違いありません。

ここで常に大切にしてほしいことがあります。
それは、自分の理想を押し付けないことです。
ただただ、子どもたちの成長を願うことを意識しましょう。

「こんな風に成長してほしい!」と思うことは大切です。
しかし、その愛情の方向を間違えてはいけません。
「何でこうなってくれないの!」と関わり方を間違えるのは危険です。
あくまでも自分は自分、他人は他人です。
我が子とは言え、それぞれの人生を歩んでいきます。

●子どもたちへの愛情は正しく表現すること
●自分が関わり方を工夫すること
このように、自分ができることを工夫するのです。

【嬉しい、好き、辛い、良い、悪い】こういった気持ちを素直に表現したり
子どもたちの頑張っていることを応援してあげたり
愛情・熱意が伝わるように、行動していきましょう。

“運動会で一番が取れなかったことに勝手に落胆するのではなく”
【子どもたちがどう感じたか】を大切にしましょう。

子どもが感じていることと、大人の感覚は違います。
私たちの感覚で勝手に子どもを決めつけるのではなく
《子どもと気持ちを共有して、一緒に考えましょう。》

ともに頑張ってくれる人のことが
子どもたちは大好きです。

代表 伊藤一哉