教育豆知識

【代表コラム251】くり返すことが大切

人が記憶を定着させたり、何かの技能を習得できるようになるには
くり返し、くり返し、学習することが大切です。
教育の世界では【くり返し学習】ともいわれます。

くり返し学習の大切さがわかる例として
新しい知識を学んだとしても
1度学んだだけでは、「3日後には72%は忘れている」と言われています。
3日後で28%としか覚えてないということは
1週間後にはほとんど記憶は残ってないでしょう。

一方で1日以内に復習をした場合
「1日後には96%の記憶を保持し、2日後にも88%記憶が残っている」ようです。
既にお分かりかもしれませんが
くり返し学習することによって
記憶を保持し、定着させることに繋がるのです。

しかし、このくり返し学習することというのはハードルが高く
人が新しい習慣を取り入れるのには時間がかかります。

だからこそ、子どもたちと一緒に取り組む時間をつくりましょう。
●一緒に本を読む
●一緒に勉強する
●一緒にスポーツをする
このように一緒に何かに取り組み、同じ時間を共有するのです。

「これ、やらなきゃダメだよ!」と
子どもに任せるのは成長につながりません。
私たち大人が共に頑張る姿勢を魅せることで
《子どもたちの意欲を引き出し、結果的にくり返し学習の定着》につながるのです。

子どもたちの環境は
大人がどんな姿を魅せるかにかかっています!

代表 伊藤一哉