教育豆知識

【代表コラム255】勉強の意味とは

子どもたちから「何で勉強しなきゃいけないの?」と
疑問を投げかけられたことはないでしょうか?
その時に皆さんはなんて答えますか?
●立派な仕事に就くため
●賢くなるため
その時々で精いっぱいに答えを出しているはずです。

どんな答えであっても
子どもたちのためを考えて伝えたことであれば
間違ってはいないでしょう。

しかし、大人である私たちも
「そういえば何のためなんだろう」と
深く考えたことはないかもしれません。
今回はせっかくなので勉強の意味を考えてみましょう。

学校で習う勉強には、国語・算数・理科・社会と様々な科目があります。
「ほとんどの勉強は仕事の役には立たない」
「英語は必ず学習しておいた方が良い!」
果たして本当でしょうか。

例えば、多くの人が一度は経験する《受験勉強》では
【与えられた問題の意味を理解して、正しい答えを導き出す。】
という大企業や公務員に求められる必須能力が身につくでしょう。

一方で《新しく何かを生み出すという能力を身につける》ことには向いてないかもしれません。
このように本質を考えると勉強の意味が少しずつ見えてきますね。

本当に必要な勉強とは
【なりたいものに近づくため、夢に向かうための一歩】だと考えています。
「将来困らないために、手広く勉強しておこう」ではなく
●こんな大人になりたい!
●こんなことをして生きていきたい!
【そのために何を勉強しようか?】と一緒になって考えてあげましょう。

答えが出たころには、もう勉強する意味は見つかってることでしょう。
勉強の意味とは自分にとってのワクワクを探すことで見つかるかもしれませんね。
私たち大人も一緒に成長しながら、子どもたちと学んでいきましょう。

さぁ、今日から未来に向かって勉強開始です!

代表 伊藤一哉