私たちが行動できない、チャレンジできない要因として
「思い込み」という手強い相手がいます。
●こうなったらどうしよう、不安だなぁ
●前はうまくいかなかったから今回もだめかもしれない
そんな気持ちになったことが誰しもあるのではないでしょうか。
子どもたちの話を聞いていても
このような悩みを持つ子は少なくないように感じます。
過去に失敗した経験はできれば繰り返したくないものです。
だからこそ本能的に「いやだ!チャレンジしたくない!」という気持ちは理解できます。
そんな時こそ、私たち大人の出番です。
「うまくいかないかもしれない」というのは思い込みで
《やってみれば楽しいことがある》ことを伝えてあげましょう。
たくさんチャレンジできる環境を創ってあげることも大切でしょうし
チャレンジしてる姿勢を褒めてあげることも大切です。
また、失敗したときにも正しくフォローしてあげましょう。
「失敗したらダメじゃないか!」と指摘するのではなく
「よく頑張ったね!次はこうしてみよう!」と前向きに言葉をかけてあげましょう。
そんなあたたかい関わりを続けていくことで
子どもたちの後ろ向きな思い込みはどんどん和らいでいき
前向きに取り組める機会が増えていくことでしょう。
ほとんどの思い込みは現実にはなりません。
「やってみれば大したことなかったな」ということもたくさんあります。
子どもたちが前向きに育つかどうかは
私たち大人の関わり方次第かもしれません。
一つ一つ楽しんでいきましょう。
まずは何か一つ【思い込みのフタを外すこと】から始めてみましょう。
代表 伊藤一哉