教育豆知識

【代表コラム278】人のせいにせず、自分の行いを変える勇気をもつ

子どもたちが過ごす学校でも
私たちが働く職場でも
アスリートがしのぎを削り合うスポーツの世界でも
あらゆることが起こり、その度に結果と原因が発生します。

その時に《どんな考え方ができるか》によって
その人の伸びしろが決まるだけでなく
人生の生き方が決まるといっても過言ではないかもしれません。

例えば、子どもたちがスポーツの大会に出たとしましょう。
個人競技ではなく、チームスポーツを選んだため
チームの仲間と協力して試合を進めなければいけません。
しかし、その試合は0-1で負けてしまいました。
完敗ではなく、あと一歩届かなかった試合です。

そんな時に子どもたちが「〇〇君のせいで点を取られて負けた」
そう言ってきたとしたら、あなたはどうしますか?
きっと「〇〇君だけのミスではないんじゃないかな?」
であったり「みんな頑張っていたよ!」などと
励ましやできる限りのフォローをすることでしょう。

スポーツシーンに限らず、あらゆる物事において
【自分は何ができたか?】と振り返ることや
【自分には今何ができるのか】と考えて動くことが大切です。

上記の子どもたちの例でいうと
「ミスがあって点を取られてしまった」事実は変えられません。
チームとしてやるべきことは
「これ以上点を取られないこと」と「2点以上をとること」です。

このようにスポーツの場面で考えると
比較的わかりやすいものです。
しかし、日常ではありとあらゆることが起こり
その度に考えて、行動しなければなりません。

その時に《他人や他の物事に原因がある》と考えていては一向に進むことはできません。
《自分は何ができるか》《自分ならどうするか》と考えて、日々成長していきましょう。

そんな考え方ができるかどうかで
【子どもたちの未来は決まります。】
わたしたち大人は、子どもたちの前を歩く先輩として
共に成長し、かっこいい姿を魅せ続けましょう!

代表 伊藤一哉