今回は指導者の皆さんと一緒に考えたいテーマをお伝えします。
もちろん、お子さんをお持ちの皆様も
自分自身の立場や役割に置き換えて考えてみてください。
さて、私たちが指導者として子どもたちに魅せる姿とはどんなのものでしょうか。
●かっこよく動き回る姿でしょうか
●子どもたちをリードして導く姿でしょうか
●豊富な知識でアドバイスをする姿でしょうか
今あげたどれもが大切なことであり
指導者として是非子どもたちに魅せてあげてほしい姿です。
そんな素晴らしい指導者である皆様に質問をさせてください。
【私たちは子どもたちに言ったことを本当に実践できているでしょうか?】
【私たちの人間性・行動をもって示せているでしょうか?】
今一度、私たちの行動をしっかり振り返ってみましょう。
これは、先生として子どもたちに様々なことを伝えていく上で
最も大切なことの一つではないかと考えています。
例えば、練習時間に間に合わず遅れて練習会場にきた子どもに対して
「練習時間になってますよ。時間を守りましょうね」と指導したとします。
しかし、《先生はその日の練習を5分オーバーして終了しました。》
子どもには《時間を守るように》と伝えたにもかかわらず
指導者である私たちは《約束の時間を過ぎてもいいのでしょうか。》
【このようなできごとを、真剣に考えられていますか?】
私たちの言動・行動は想像以上に見られており
子どもたちは《憧れのまなざしで先生たちのことを見ている》でしょう。
そんな憧れの先生が、疑問に思う行動を繰り返していたら
子どもたちはどう思うでしょうか。
一つ一つはほんの些細なことのように感じるかもしれません。
しかし、そんな些細なことにこだわって
【自分は指導者としてどうあるべきか?】を考えていくことは
とても尊く、素晴らしいことではないでしょうか。
そんな先生こそ、子どもたちから信頼を集め
子どもたちが真に成長する教育が提供できることでしょう。
私もまだまだ道半ばですが
子どもたちに関わる仲間として
常にどうあるべきかを考え、行動してまいります。
共に成長し、子どもたちの憧れであり続けましょう!
代表 伊藤一哉