教育豆知識

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【代表コラム282】親が先生を信じること、その姿を子どもに魅せることが大切

2025.06.01

私たちは様々な人たちと関わり、協力しながら社会を生きています。
子どもたちを育てることにおいても
親の力だけでは限界があります。
まさに自分だけではない他者との協力によって育てることが大切です。

とはいえ、「何をどう協力すればいいの?」と
難しく考えすぎる必要はありません。
【それぞれの分野のプロフェッショナルに専門的なことはお任せしましょう!】
こんな風に言うと、少し楽観的に捉えてしまうかもしれませんが
子どもたちを育てる上では、自分の知らないこと、できないことは
その道のプロの力を借りて、より良く成長していけるようにサポートしたいものです。

●身体のことは病院や各施設の先生に
●勉強のことは学校の先生に
●スポーツのことはスポーツの先生に
それぞれの分野の優れた人たちの力を遠慮なく借りましょう。

そして、そんな人たちの力を借りる上で最も大切なことがあります。
それは【子どもの前で先生たちの文句や悪口を言わない】ということです。
つまり【親が先生を信じている姿を魅せること】が大切なのです。

なぜなら、子どもたちにとって大好きな先生が
「お母さん、お父さんからは嫌われている?」と感じたらどうでしょうか。
《子どもたちは何を信じていいのかわからなくなってしまいます。》

だからこそ、子どもたちの前では
先生の話していたことを繰り返したり、学んだことを振り返ってみたりと
同じ方向に向かって歩んでいることを確認しましょう。

もしも、関わっている先生方に疑問をもった際には
直接先生との対話を通して、方向性の見直しを図ることをお勧めします。
子どもに限った話ではなく、大人同士の関係性においても
想いや考えのすり合わせがないと同じ方向を向くことはできません。

それぞれがそれぞれの分野のプロフェッショナルとして
子どもたちを成長させるための環境づくりを目指していきましょう!
そんな熱い大人たちに囲まれた子どもたちは
とても幸せなのではないでしょうか。

代表 伊藤一哉