教育豆知識

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【代表コラム291】『きっとこうだ』が、子どもの可能性を奪う

2025.08.03

子どもたちと関わる中で
つい私たちは「こうするだろう」「こうなるはず」と決めつけてしまうことがあります。

それは私たちなりの経験があるからこそかもしれませんし
「良くなってほしい」という愛情の裏返しかもしれません。

しかし、そんな私たちの《決めつけ》や《思い込み》が、子どもたちの可能性を狭めてしまうこともあるのです。

私たちが

⚫︎これはうまくいかないよ
⚫︎前にも失敗してるからやめておいたほうがいい

と伝えるとき、それは子どもを守りたい気持ちからかもしれません。

けれど、そこに【私たちの価値観や経験】を無意識に押しつけていないでしょうか。

大切なのは、結果ではなく《方向性》を示してあげること。

「こうしなさい」ではなく、「こんな未来も素敵だね」と語り
子どもが自分の足で歩んでいくことを信じて待つ姿勢です。

子どもたちは、私たちの予想を軽々と超えていきます。
そして、それこそが《本当の喜び》なのではないでしょうか。

コントロールできた結果ではなく
子どもが子どもらしく、誇らしく歩む姿を見られることが本当の喜びではないでしょうか。

そんな未来を信じ、共に育んでいきましょう。

代表 伊藤一哉