私たちは日々、大小さまざまな選択を繰り返しながら生きています。
その中で大切になるのが
⚫︎自分はどうしたいのか
⚫︎なぜそうするのか
という判断基準を、《自分の内側》にしっかりと持つことです。
周りの意見や環境の変化に左右されてしまうと
自分が主体ではなくなり
気づかないうちに望まない方向へ進んでしまうこともあります。
もちろん、外部の情報や人の言葉に耳を傾けること自体は大事です。
ただ、それらをそのまま答えにしてしまうのではなく
自分の価値観に照らし合わせて
「本当にそう思うのか」「自分の考えに合っているのか」と問い直す時間が必要になります。
その問いを積み重ねることで、《ぶれない軸や信念が育っていきます。》
信念とは、立派な言葉で飾るものではなく
【日々の小さな選択の中で磨かれていくものです。】
例えば、どうすべきかの選択に迷った時に
「楽だから」「みんながそう言うから」と判断するのではなく
《自分はどうありたいか》を基準に考えてみる。
そんな日々の積み重ねが、大きな場面での決断にも自然とつながっていきます。
そして、自分で決めた選択には責任が生まれます。この「責任を持って決めた!」という感覚が、私たちを大きく成長させてくれます。
何かや誰かの理由ではなく、自分自身の価値観で選んだ道だからこそ、困難があっても前を向いて進む力になることでしょう。
子どもたちにも、自分の判断基準を育てていってほしいと願っています。
《自分の中にある想いや考えを大切にすること。》
その姿勢が、やがて確かな信念をつくり、人生を豊かにしてくれるはずです。
代表 伊藤一哉
【代表コラム309】信念をもつには、判断基準を自分に向けることが大切
2025.12.07




