《信念のある生き方》と聞くと、揺るぎない大義名分を掲げていたり
強烈なビジョンを持ち続けている人を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
【何か特別な才能や覚悟を持った人だけが、信念をもって生きている。】
そんな印象を受けることもあるかもしれません。
しかし、信念のある生き方とは、決して特別なものではありません。
なぜなら、【日々の何気ない選択や行動の積み重ねの中にこそ、その人の信念が表れるからです。】
●目の前の人に誠実に向き合うこと。
●自分で決めたことを、一生懸命に続けること。
●迷ったときに、楽な方ではなく困難な道を選ぶこと。
そうした小さな行動が、やがて「この人は信念をもっているな」と周囲に伝わっていくのです。
そして、自分自身を振り返った時に、「私はこんなことを大切にしているな」と確かに自分の心に残るものがあるはずです。
では、自分の信念はどこから生まれるのでしょうか。
そのヒントは、《過去に自分の心が大きく動いた瞬間》にあります。
●悔しかった出来事
●全力を尽くした瞬間
●夢中になって時間を忘れた瞬間
そこには、自分が「何を大切にしたいのか」「何を守りたいのか」が隠れています。
信念は、最初からはっきりとした言葉になっている必要はありません。
行動を重ねる中で少しずつ自分自身の軸として育っていくものです。
【今日どんな選択をするのか。その積み重ねが、明日の生き方をつくります。】
信念のある生き方とは、特別な理想を掲げることではなく、日々の行動に誠実であることではないでしょうか。
そんな私たちの姿を見て、子どもたちは逞しく育ってくれると信じています。
代表 伊藤一哉
【代表コラム312】信念のある生き方とは、日々の行動の積み重ね
2025.12.28




