子どものうちに伸ばすべき能力や取り組むべき運動の話は
これまでのコラムでたくさんお話してきました。
”何かだけ伸ばせばいいということはない”という前提を敷いたうえで
運動に必要な要素として大切な能力を1つ挙げるとすれば「バランス能力」です。
例えば、強大な力や圧倒的なスピードをもっていたとしても
《上手に調整できなければ効果的に使うことはできません。》
その調整する能力こそが、《バランス能力》です。
年齢を重ねるうちに、体は大きくなりパワーやスピードはついてきます。
そのパワーやスピードに対応する力を高めるうえでも
バランス能力を養っておきたいところです。
なぜなら、四肢を思うように動かすためには
体の中心である体幹を軸とした《バランス能力》の向上がとても大切だからです。
子どもたちの成長のためには
長期的に見て大切なこと、必要なことを考えていくようにしましょう。
代表 伊藤一哉