【リアクションダッシュ】
リアクションダッシュは、スポーツ競技のトレーニングなどでも取り入れられているものです。
サッカーやバスケットボールなど相手をかわす競技では、瞬発力や敏捷性は欠かすことのできない力です。
リアクションダッシュは、基本的にはダッシュの繰り返しになりますので、幼稚園児には少しつまらないかもしれません。
そんなときは、ダッシュしたゴールの先にお父さんやお母さんが立って待っていてあげると、子どもは喜んでダッシュしてくるでしょう。
ただ、基本的には小学生くらいになると楽しくやることができます。
リアクションダッシュは、スタート地点を決めて、子どもには姿勢をフリーズさせたままスタートの合図を待たせます。
スタートの合図があったら、その姿勢からダッシュの態勢に入って、そのままゴールまでダッシュで駆け抜けるというものです。
スタートの合図は、音を聞いて動き出すためにホイッスルなどが効果的ですが、競技トレーニングではありませんので、掛け声や手をたたくなどの合図でもかまいません。
また、リアクションダッシュは、態勢のバリエーションを豊富にすることでより楽しめます。
あなたもライフセービングのビーチ・フラッグ競技を見たことがあるのではないでしょうか。
スタート地点に後ろ向きでうつぶせになって(手は顔の下に組む)、スタートの合図とともに、砂浜の先にあるフラッグを誰よりも先に取るという競技です。
リアクションダッシュは、それをイメージしていただければわかりやすいと思います。
夏の砂浜でリアクションダッシュをやれば、遊びながら瞬発力を高めることもできるでしょう。
【リアクションダッシュの態勢バリエーション】
・正面を向いた態勢からスタート
・横を向いた態勢からスタート
・後ろ向きの態勢からスタート
・片膝をついた態勢からスタート
・後ろ向きで長座の態勢からスタート
・後ろ向きでうつぶせの態勢からスタート
・後ろ向きで仰向けの態勢からスタート
・前向きで仰向けの態勢からスタート
代表 伊藤一哉