【お尻歩き】
お尻歩きは、家のなかでもできる簡単なエクササイズです。
床にお尻をつき、足を伸ばしてお尻だけで前後に動く動作です。
その際、膝を曲げたり、足の力を使って移動することは禁止です。
腕を振るのはかまいませんが、最初はお尻で移動するのが難しいかもしれません。
コツとしては、片方のお尻を浮かせて移動することです。
「右、左、右、左……」
というように、リズムよくお尻を浮かせることができるようになれば、体は自然と前後に移動することができます。
幼稚園児のお子さんだと、コツさえつかめれば楽しく何度でも繰り返します。
初めは前に後ろに移動するだけでもかなりの体力を使いますから、あまり距離や時間などは気にせずに、遊ばせることから始めてみてください。
小学校の低学年や中学年のお子さんには、前後10歩ずつ進めるようにします。
その際、タイムを計ったり、何人かの子どもで競争してみてもいいかもしれません。
持続力を伸ばす目的から言えば何度も繰り返すことですので、子どもが飽きないようにゲーム性を持たせることも大切です。
代表 伊藤一哉