今回は《ラグビーの歴史》を学んでいきましょう。
ラグビーは”イングランドで生まれたフットボールの一つ”です。
特定のエリアまでボールを運び、ゴールエリアにボールを置けば得点となります。
日本でもワールドカップでの躍進もあり、人気が高まってきているスポーツです。
そんなラグビーは元々”村祭り”として行われていたそうです。
村人数百人で村全体を使って行い、特定の場所にボールを置いたら勝ちだったそうです。
お祭りとして村全体をあげて取り組んでいたのはすごいことですよね!
そこから村祭りだったものが《学校教育》に導入され始めます。
学校ごとにルール改正が積極的に行われてラグビーの原型を創っていきます。
そんな中、ラグビー生誕の地と言われているラグビー校での試合の際に
”ウィリアム・エブ・エリス”というプレーヤーがボールをもってゴールに走り出したことで
今のラグビーの象徴とされるゴールに向かって走ってトライするルールに改正されたそうです。
なんと、当時はボールもって前に走るのが禁止だったのですね。
しかし、《あまりに見事な走りっぷりを見て、ボールをもって前に走ってもいい》というルールに改正されたようです。
このエリス選手の伝説から、ラグビーワールドカップの優勝カップは”エリスカップ”と呼ばれています。
”素晴らしいプレーをしたこと”で当時はルール違反だったことも
ルールが改正されて、現在の形になったのはすごいことですね!
私たちも子どもたちとスポーツを楽しむ際に
”ルールで決まっているから”というだけではなくて
《素晴らしいプレーだった際にはそれを褒めてあげてオリジナルのルールをつくってみたり》と
子どもたちと共に楽しむことを忘れずにいたいです。
スポーツの歴史から学べることはたくさんありますね。
代表 伊藤一哉