今回は反復横とびのコツを見ていきましょう。
反復横とびは敏捷性を測るものです。
敏捷性は、とくに”球技にとって大切な役割を果たします。”
ボールへの反応、相手との駆け引きなど、さまざまな場面で必要となる力です。
スポーツが得意かどうかにも大きく関係する能力ですので、ぜひ身につけましょう。
《石段やブロック、タイルなどをとび跳ねる》
日常で歩く道にタイルやブロック、石段などさまざまな形のものがあると思います。
自分なりのルールを決めて、ジャンプを繰り返すような遊びをするとたくさんの力が身につきます。
やはり敏捷性が高まっていない子は、こういった動作をすることが圧倒的に少ない傾向にあります。
大人から見たらふざけているようなことも大切な運動能力を伸ばすための運動になりますので
安全にだけは気を遣いながら、遊び感覚で動ける時間を増やしてあげましょう。
《中心に軸をとる》
実際に測定をする際に大切なことをお伝えします。
それが、”中心に軸をとる”ことです。
反復横跳びは3本の線をまたぐような動作で行われますね。
左右の線に足を延ばす際に、《体全体が左右にずれると体の移動分のタイムロスが起こります。》
常に頭を中心線の上に置き、下半身のみをスライドするようなイメージを持つことで記録が伸びやすくなります。
あとは上体起こしの時と同様に、20秒休まずにチャレンジしてください。
反復横跳びの動作にはスポーツに必要な要素が盛りだくさんですね。
上達することで、より自信がつくきっかけになることを願ってます。
代表 伊藤一哉