これまで説明した【逆上がりの4つのポイント】を簡単にまとめます。
●逆上がりのポイント
①鉄棒にぶら下がりが5秒できること
逆上がりをクリアするには、まずは握力が必要です。
最低でも5秒は鉄棒にぶら下がれるように練習しましょう。
②鉄棒の握り方(得意な握り方で練習する)
逆上がりをクリアするにはやりやすい握り方を見つけることが大切です。
逆上がりの握りは、よく「逆手握り」が基本であるということが書かれている本があります。
鉄棒にはさまざまな握り方がありますが、どれがいいかはその子どもしだいです。
どうしたらいいのかわからなければ、「逆手」を使ってください。
なぜなら、身体構造上、大きな筋肉を多く使うので力を入れやすいからです。
しかし、逆手でできないことを繰り返すよりも、”できるかもしれない”という思いを持たせるほうが効果的です。
③蹴り上げた足が鉄棒の上までくること
体を持ち上げることができなければ、逆上がりは絶対にできません。
蹴り上げる足は、子どもの足が高く上がるほうを選択。鉄棒の上にボールがある気持ちで、キックするように足を上げると足が上がりやすくなります。
何度も何度も練習してください。
④体を丸めて、おへそを鉄棒に近づけること
首が反った状態では、体が丸くならないため回転しません。
おへそを見ることを意識して練習すれば、体は必ず回りやすくなります。
代表 伊藤一哉