教育豆知識

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《代表コラム33》「かけっこ」をさらに効果的に攻略するために

2020.11.01

走るのが速くなる、さらなる効果的な練習方法として、ゴール時の練習をすることをお勧めします。

先ほども説明しましたが、スタートしてからゴールまで一直線にかけ抜けることが大事です。
そのために目線をゴールに向かって走れば、多少は体のふらつきを抑えることができます。
さらに真っすぐに走り抜けるために、工事で使うようなコーンを置いてコースを作ります。
すると嫌でも体は真っすぐに走らなければなりませんから、ふらつきの矯正になります。

そして、多くの子どもたちがゴール付近で極端に遅くなってしまいます。
よく運動会の選抜リレー選手でアンカーを務める子どものゴールシーンなどを見ると、ゴールテープに向かって勢いを落とさずそのまま突っ込んでいく姿が見られます。
おそらくかけ足の速い子の本能なのかもしれませんが、通常人間は障害物を目の前にすると立ち止まってしまう生き物です。
ですから、ゴールテープという存在も、思いっきり走ってきた場合、目の前でつい力を緩めてしまうのです(たとえ、ゴールテープが安全なものとわかっていても)。
そこで、お父さんやお母さんにはゴール地点でテープを持って子どもを迎えてあげてほしいと思います。
ゴールテープはズボンのゴム紐のようなものを使ってもかまいません。
子どもはゴールへの達成感を味わうことを繰り返すことで、ゴールへの意識がクセのようにつきます。
ゴールでのポイントは、テープを胸できること。もちろん速度は落とさずに走り抜ける感覚を身につけさせることです。
あのウサイン・ボルト選手のゴールシーンを子どもに見せてあげることも、イメージトレーニングになるかもしれませんね(笑)。

代表 伊藤一哉

0940-38-4123

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