とび箱のポイントをまとめます。
●とび箱のポイント
①障害物を登って下りてみる
前述した恐怖の克服には、相手を知ることが大切です。まずは、よじ登ってみる。
上に乗って高さを感じて、ゆっくりとお尻をつけながら下りる。
ここからスタートで何の問題もありません。
上に立って恐くなくなったら、そこからとび下りる。
それができる頃には、その高さにいるのは当たり前になっています。
ということは、その高さへの恐怖はなくなっており、結果、とぶことができるようになっています。
②高くとべるステップを覚える
いきおいよく走って、タイミングよく両足をそろえて踏み切る。
たったこれだけです。
練習は5メートルほど先に印を付けて、走っていって両足でジャンプをする(印に着地)。
何度も練習をすれば必ずできます。
一度できてしまえば、もう忘れることはありません。
③できると感じたらあとは勇気
あとは、練習したステップと、とび越えることに踏み出す勇気だけです。
とび箱のどこに手をつくか、踏み切りがどうか、足の角度など、さまざまなやり方が紹介されていますが、できる子の解説であって、できない子がなぜできないかを考えられていないことが多くあります。
つまりここは、お父さん、お母さんがヒーローになるチャンスです。
この3つのコツで絶対にとべます。
そう信じて、子どもを励まし続けてください。
代表 伊藤一哉