教育豆知識

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《代表コラム25》大人の過干渉が、子どもの自由を奪う

2020.08.16

《子どもたちは大人が守ってあげないと生きていくことはできません。》
それは紛れもない”事実„であり、今後未来にも受け継いでいかなければいけない大切な考え方です。

しかし、《大切に育てること、干渉しすぎることは違う》ということを理解する必要がありそうです。
子どもが育つには、子どもたちが自ら考え、行動し、自ら成功も失敗も”経験„することが大切です。
●自分で考えて動けた
●意志決定ができた!
ということは、子どもたちの中に確実に”経験値„として積み重なっていきます。

一方で《干渉しすぎる》ということは
子どもの行動・言動にいちいち手出し・口出しをしてしまうことで
《子どもたちが自ら、考え、行動する機会を失うこと》に繋がりかねません。

最初は子どもたちも窮屈に思い、何かしらのアクションを示すかもしれませんが
次第に慣れてくると、干渉されることが当たり前で
自ら、行動しなくなる可能性があります。

その時に「もっと自分で考えてほしい」と願ってしまうのは
子どもたちにとってはあまりに可哀想なことです。

だからこそ、《ここは見守る。ここは自由にさせる》という
基準を大人側が設けて、《子どもたちが自ら育っていく過程》を見守っていきたいですね。

代表 伊藤一哉