教育豆知識

Scroll

《代表コラム85》スポーツの歴史~陸上競技編~

2021.08.29

今回は《陸上競技の歴史》を見ていきましょう。
陸上競技とは主に屋外で行われる《走・跳・投という3種の基本技を中心とする競技の総称》です。
メディアで放映されるものでは、オリンピックや世界陸上などがイメージしやすいのではないでしょうか。

陸上競技の起源をたどると、古代ギリシャにて《軍事鍛錬の一環》として行われていたようです。
その後紀元前500年代からヨーロッパ各地で盛んに行われるようになったようですが
まだまだ軍事訓練としての意味合いが大きかったようです。

そして紀元前776年に古代オリンピックが開催され、公式な陸上競技が始まったとされています。
1回目の古代オリンピックでは”スタディオン走”とよばれる、現代でいう”短距離走”のみが行われたそうです。
その後ヨーロッパ各地で愛好され、競技の細分化やルールがしっかりと制定されていきます。
そして、1896年に行なわれた”第1回アテネオリンピック”をきっかけに、急速に陸上競技が世界へと浸透していったようです。
5回目のオリンピックからは日本も参戦して、現在では日本のプレイヤーも世界で戦う姿を魅せてくれていますね。

陸上競技は歴史も古く、軍事訓練として行われていたことは驚きでしたね。
身体を動かす上での基本動作が多く、身体能力のレベルを評価するのには有効だったのかもしれません。
ルートプラスの運動でも《走・跳・投の基本動作》を身につけることは大きなテーマの一つです。
陸上競技の動きから応用しているものも多く、深く知っていくことでより子どもたちに良いものが届けられそうです。

そして現代のスポーツでいうところの”競争”という概念は
紀元前から存在し、人々は競い合うことを楽しんできたのですね。
あらゆる場面で必ず”競争”の場面は存在します。
優劣をつけるという意味ではなく、成長を実感することや
次の目標を見つける。ライバルに負けたくないという気持ちを育むことなど
《競争を適切に、上手く活用することで、子どもたちが伸び伸びと成長する環境が創れそうですね。》

代表 伊藤一哉