教育豆知識

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《代表コラム19》「瞬発力」を高めるエクササイズ(じゃんけんダッシュ)

2020.07.26

瞬発力は、球技などはもちろん、なわとびやかけっこなど、スポーツをやらない子にも必ず訪れる体育の必修科目をクリアするのに必要な要素です。
瞬発力は訓練をすれば必ず高めることができますが、何より意識の問題が大きいものです。
というのも、遊びのなかで自然に力を発揮できるようになれば身につけることができてしまうからです。
そこで、楽しみながら瞬発力を高めるエクササイズをご紹介いたします。

【じゃんけんダッシュ(基本編)】
じゃんけんダッシュは、じゃんけんに勝ったほうにも負けたほうにも瞬発力が必要とされるようにした遊びです。
基本的には2人で向かい合ってじゃんけんをしますが、3メートルから5メートルほどの距離をとって互いにじゃんけんをします(子どもの年齢によって距離は適当でもかまいません)。
位置が決まったら、じゃんけんをします。
じゃんけんに勝ったほうは瞬間的にその場で「気をつけ」の姿勢をとります。
そして、負けたほうはダッシュで相手の後ろを回ってもとの位置まで戻ります。
これを子どもが楽しく遊べる時間だけ繰り返すのです。

また、ルールを作ってもかまいません。
たとえば10回先に勝ったほうが勝ちとか、3分やって勝った回数が多いほうが勝ちだとか勝負性を入れても、子どもは真剣になります。
ただそれだけの遊びですが、意外に疲れます。
じゃんけんに負けすぎてダッシュする回数が多くなると、大人でもへトへト。
しかし、目的は勝ったほうはすぐに気をつけの姿勢をとる、負けたほうはすぐに走るという瞬発力を高めるエクササイズですから、走る際はダッシュで行ってください。

【じゃんけんダッシュ (応用編)】
じゃんけんダッシュを応用させることもできます。
たとえば、勝ったほうが走るとか、手ではなく足でじゃんけん(グーはそろえて立つ、チョキは足を前後に開く、パーは足を横に開く)などバリエーションを豊富にすることでより楽しめます。

代表 伊藤一哉

0940-38-4123

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