教育豆知識

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《代表コラム21》「バランス力」を高めるエクササイズ(バランス相撲)

2020.08.09

バランス力は、高めた力を効率よく使うために必要な力です。
とくに、上半身と下半身の連動、左右の動きを整えるための力など、どんな動きにも陰の働きがあるものです。
目に見えてわかるものではありませんが、バランス力を高めることをやっているといないとでは、その後、絶対的に運動能力に違いに差が出ます。
バランス力は鍛えて損をすることもないですし、室内でもできる激しさの少ないトレーニングが多いのも特徴です。

【バランス相撲】
そこでバランス力を高めるのに、いい運動があります。
それが「バランス相撲」です。
お互いが立ったまま至近距離で向き合い、両手を出してパチンパチンと打ち合ったり、手を引いたりして相手のバランスを崩し、動いたほうが負けという遊びです。

あなたも一度はやったことがあると思います。
さすがに大人と子どもがやると体の大きさが違いすぎ、子どものときはなかなか勝てなかったのではないでしょうか。
一番いいのは子ども同士でやることですが、大人と子どもでやる場合は、両手で押すことではなく、引いたりして子どもがバランスを崩しやすい態勢を意識的に作ってあげることです。
子どもはお父さん、お母さんに勝ちたい一心で一生懸命押そうとしますから、そのときは手を引いたりして子どものバランスを崩します。
そうすることによりバランス力が養われていきます。

このバランス相撲にはいくつかのバリエーションがあります。
お互いに後ろ向きに立ってお尻をぶつけ合って動いたほうが負けというパターンやお互いが片足で向かい合って行うというパターンもあります。
片足で立ってやる場合は、両手を合わせて(拝むように)、それをお互いに払うようにして相手のバランスを崩すものや、お互いに手をつないだまま押したり引いたりして相手のバランスを崩すというものです。
これらは大人の力加減でいかようにもできますので、子どもも楽しくやることができます。

代表 伊藤一哉

0940-38-4123

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