《ゴールデンエイジ》という言葉を聞いたことはありますか?
それは一生のなかで最も《動作の習得》に特化した時期のことを指します。
詳しくは5歳~12歳ごろの年齢の子どもたちのことで
さらに細かく分類すると、5歳~8歳ごろまでを《プレゴールデンエイジ》
9歳~12歳ごろまでを《ポストゴールデンエイジ》とされています。
この時期には様々な動作の習得が可能になり
子どもの神経系の発達は、【6歳ごろに80%が構築され、12歳ごろにはほぼ100%】に達すると言われています。
「動作の習得?それはそんなに重要ですか?」
私たち大人も、記憶は曖昧かもしれませんが
このゴールデンエイジを経験して今に至ります。
子どもの時に身につけた動きは、その後も反復練習をすることでさらに定着し
大人になっても忘れることなく再現することができます。
例えば、”自転車の乗り方„を覚えていたり、”ボールの扱い方„を覚えているのがわかりやすい例でしょう。
つまり、動作の習得とは《自分の思い通りに体を動かすこと》であり
スポーツの技能向上においてとても重要な役割を果たすのです。
また、様々な動作を習得することで、体のバランスが整えられ
《慢性的な怪我》が起こりにくい体へと成長することにもつながります。
こういった情報からも、なるべく《早い時期から体を動かす経験をすること》
何かに特化するよりも、《総合的に様々な動きを経験させてあげること》が
子どもたちが長く運動を楽しむための要因となることでしょう。
私たちルートプラスは”そんな環境„を少しでも多くの地域に創っていきたいと考えています。
代表 伊藤一哉